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新製品の開発に挑む!六畳電子設計

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、様々な経済的影響が出ています。

当センター・インキュベーションルームに入居しておられる皆さんも状況は同じ。しかしこうした中でも、新規受注の開拓に努力を続けています。

 

さて、その入居者の一人である六畳電子設計代表の木下晶文さんが現在開発に取り組んでいるのは、ルームランナーの動きに連動してグーグルマップ・ストリートビューが動くというシステム。市販のルームランナーにセンサーを装着、ノートパソコンやタブレット端末で表示したグーグルマップのストリートビューと連動させ、歩行の動作をすればその画面が動くというものです。さらに手元のボタンで左右いずれにも曲がることができ、まるで実際に街の中を歩いているよう。

実際に木下さんにデモンストレーションをやっていただきました。木下さんの動きに応じて画面が動き、本当に街の中を散歩しているような感じです。

 

そしてこのシステムの特徴は、ユーザーが持っている端末とルームランナーに装置を装着するだけでOKだということ。大掛かりな装置は不要なので、そのぶん価格も抑えられるそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大で自宅で過ごす人が増えている今こそ、こうしたキットの需要はあるということですが、「コロナの終息後でも、より使いやすく改良した装置を高齢者施設などへ販売できれば・・・」と夢を語っておられました。

 

実際の製品化までには、まだクリアしなければならないハードルがいくつもありますが、コロナウイルスの感染拡大よる地域経済の沈滞感を吹き飛ばし、気分も爽快!体も健康になる新製品の開発に取り組む木下さん、どうか頑張ってください!

 

開発中のモデルの実験風景(動画)は、ここをクリック → 「グーグルマップ連動ルームランナー