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『加賀ロボレーブ大会2021』が開催されました

 

新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年度は開催を見送られた『加賀ロボレーブ大会』。今年度も新型コロナウイルスのため『ロボレーブグローバル2021』の開催は延期されましたが、代わって国内参加者を対象とした「加賀ロボレーブ大会2021」が11月27日(土)、28日(日)の2日間にわたって開催されました。

当日は主担当である加賀市スマートシティ課を中心に多くの方々が大会の運営に携わり、参加者・参加団体が展開する白熱した競技を支えていました。

大会の運営においては、インキュベーションルームに入居している㈱インテトラスがスコア採点システムの開発・運用を受託し、当日の大会運営に貢献しました。また同社は今回初めて大会の協賛企業としても名を連ね、同社の中さんは「地域のプログラミング教育の振興に、地域の企業としても役立ちたい」と語っていました。

また当日は、同社が運営を受託している「KAGAものづくりラボ」が、大会会場と同じ加賀市スポーツセンター内で『出張KAGAものづくりラボ』や『ワークショップ』を開催。大会の参加者やそのご家族がこちらの会場にも足を運び、当日は盛況となりました。

 

競技では、勅使小学校のチームが「ラインフォロイング部門」で優勝しました。本チームは弊社及びものづくりラボにて開発した「Kaga-bit」をベースとしたロボットを作製して参加。部品の用意や基本的なプログラムの作成方法はインテトラスの中さんたちが学校を訪問してのプログラミング授業で指導しましたが、当日は子どもたちと先生が協力して問題解決にあたり、最終的には優勝という栄誉に輝いたのです。ご指導にあたられた先生方、またがんばった子どもたちに、心から拍手を送ります。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら海外からの参加者はありませんでしたが、それでも大会に出場した皆さんにとっては、お互いの技術を競い合うだけでなく、同じような熱い思いを持った仲間たちがいることに、大きな刺激を受けることができたのではないでしょうか?

また来年7月には世界大会の開催も予定されているとのこと。加賀市から世界に、素晴らしい才能が育っていってくれることを願っています。